夢みるプログラム 〜人工無脳・チャットボットで考察する会話と心のアルゴリズム〜

978-4-89977-454-9
2,420円(税220円)

商品詳細

本のサイズ:A5/フルカラー184ページ
著者: 加藤 真一
発売日:2016年8月25日

本書はKindle版電子書籍『人工無脳と心のメカニズム』(Wiz Publishing/2016年9月16日に発売中止)
の内容を大幅に加筆・訂正したものです。

話し相手になる機械、心を持った人工物。その登場を人類は古代から絶えることなく渇望してきました。
コンピュータと人工知能の技術が進むにつれ、それらはいよいよ現実になるかと人々を熱狂させています。
しかし、これまでのところ人工知能の研究は、心を持ち人間と交流できる存在を生み出せてはいません。
本書は、99年に「人工無脳は考える」という考察サイトを立ち上げ、以来17年に亘り
ユーザーと雑談するという複雑な精神活動を極めて単純なアルゴリズムで実現しよう
とする“人工無脳”の研究に取り組んできた著者による、科学・非科学の壁に囚われる
ことなく想像力豊かに、人とコンピュータとの会話について考察する書籍です。

本書では、簡単なPerlプログラミングを習得した読者を対象に、人工無脳の歴史と日
本語の人工無脳で代表的な辞書型人工無脳とログ型人工無脳のアルゴリズムを分かり
やすく説明した後、どのようにして人工無脳の会話の質を高めるかを、実際に人工無
能を改良しながら検証していきます。最終章では行動心理学を最初の足がかりとし
て、初期の仏教や潜在意識の世界に踏み込み、心のメカニズムについて述べた知見を
紹介。それらを人工無脳的に解釈し、システムを考えた最初のステップも紹介します。


目次:
[本書の構成]
Chapter 1 深くて広い人工無脳研究の世界
1.1 人工無脳は言葉とハートを少しずつ
1.2 会話の相手になる機械
1.3 科学と非科学の間に立つ人工無脳研究
1.4 本書の構成

Chapter 2 歴史
2.1 概説
2.2 汎用コンピュータの時代(1950-1980年)
2.3 スタンドアロンPCの時代(1980-1995年近傍)
2.4 ネットワーク化時代 (1995-2005近傍)
2.5 SNS・クラウドの時代 (2005-2010)
2.6 人工知能技術商業化の時代(2011〜)

Chapter 3 開発環境と日本語対応
3.1 Cygwinとperlのインストール
3.2 apacheの設定
3.3 PerlでのUTF-8対応
3.4 正規表現

Chapter 4 人工無脳を作る
4.1 STAGE1:基本の人工無脳
4.2 STAGE2:雑談のスタンス
4.3 STAGE3:エピソード記憶の再生
4.4 エピソード記憶の再現

Chapter 5 心のかけら
5.1 行動心理学者たちの心のモデル
5.2 2500年間生き残ってきた心のモデル
5.3 恐れと愛と

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