ものが生まれる産地 ものを輝かせるデザイン ~ ある公設試験場指導員の80→90年代奮闘記

978-4-89977-323-8
2,420円(税220円)

商品詳細

本のサイズ:A5判/1色刷224ページ
著者: 影山和則 企画協力/萩原 修 デザイン/山口信博+大野あかり 編集/中野照子
発売日:2012年9月25日


「日本のものづくりが、もっと元気になってほしい!」
伝統産地に関わり、デザインや技術指導を行う公設試験場の指導員として、産地とデザイナーの架け橋となり、取りまとめ役を担ってきた著者が綴る伝統産地ものづくり奮闘記。
著者みずからが体験した80〜90年代の産地でのデザインの取り組みについて振り返るとともに、その立場にあったからこそ見えてきた問題点を浮き彫りにし、行政施策にまで踏み込みつつ、これからの日本のものづくりについて提言。
よりよいものづくりを目指す伝統産地の企業やデザイナー、行政やプロデューサー、学生など多くの人々にとって示唆に富む一冊であり、80年代以降のデザインの変遷を理解するためのデザイン史として、あるいは産地とデザインのこれからの可能性を探るきっかけとしてなど、多様な読み方も可能。
さらに、カバー表裏に掲げた「日本の伝統産地とデザインの相関年表」や「伝統産地とデザイナーの開発分布」も必見の資料。


目次:
1 80年代のデザインは六本木から始まった
2 春日部桐箱でつくるウッドパッケージ
3 当時のクラフトデザインの状況
4 春日部桐箱をプロダクトとして
5 AXISと林 英次さん
design review of the 1980s
6 90年代のデザインの中心は新宿
7 OZONEの萩原 修さん
design review of the 1990s
8 伝統産地と国のデザイン振興策


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影山和則(かげやま・かずのり)
埼玉県産業技術総合センター製品開発支援担当部長。
1954年、北海道生まれ。千葉大学工業短期大学部木材工芸科卒業。千葉大学工学部建築学科勤務を経て、79年から埼玉県の公設試験場に勤務しプロダクトデザインを担当。春日部桐箱、川口鋳物、秩父織物などの伝統、地域産業のデザイン開発、展示会、マーケティングなどの支援を手掛け、伝統産業の職人技術継承など産地の問題に取り組んでいる。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科特別講師。滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科特別講師。

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