唐川びとへ 〜精霊たちの庭 出雲・唐川

978-4-89977-236-1
2,640円(税240円)

商品詳細

本のサイズ:B5変形判/フルカラー160ページ
著者: 白谷達也(写真) 古澤陽子(文)
発売日:2009年2月21日

和が濃い、唐川

神話と風土記の国、島根県出雲市の山あいの集落・唐川。
山上の巨大な岩倉に見守られるような、茶畑の広がるあたたかな風景。
そこに和やかに慎ましやかに、ときに晴れやかに暮らしをたてる人びと──。
百七十点余のカラー写真と折々の文章で綴るドキュメント。     

唐川は戸数五十四、人口百七十九のちいさな集落。
島根半島の西端、出雲北山の山間に、大部分が荒木姓の人びとが暮らしています。
八世紀に著された『出雲国風土記』に記されている韓竈神社の氏子たちです。
二十五年に一度の遷宮に出会って以来、その唐川びとに魅せられた著者が、
二〇〇八年まで十年にわたって記録してきた写文集です。
春の新茶摘みと新茶まつりの賑わい、韓竈神社に集う人びと、
大祭の獅子舞や神楽の熱気、荒神さまや山神さまへの親しみ深い祈り、
紙漉きをする人、その材料であるみつまた刈りに精出す人……。
どのページからも、唐川びとの地道で確かな日々の表情が、
生き生きと立ち上ってきます。
自然の精霊たちとの交感にあふれた、ほのぼのと心温もる一冊です。

目次:
唐川へ
茶工場のお茶の時間
うぐいすとうたう
獅子が鼻のおはよう!
百年のはしご
唐川と鰐淵寺
運動会日和
夏と秋との会い別れ
どこともなく体が…
五十五年目の頭家〔ほか〕

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白谷達也 しらたにたつや
1945年、福岡県生まれ。写真家。
朝日新聞出版写真部在籍中「アサヒグラフ」「朝日ジャーナル」「週刊朝日」などの雑誌を舞台に幅広い取材を展開した。
共著書に『セラミックロード』『国会議事堂』などがある。

古澤陽子 ふるさわ ようこ
1950年、神奈川県生まれ。記者・編集者。
「アサヒグラフ」編集部在籍中に「小泉八雲の出雲」「出雲国風土記への旅」「銅鐸の谷?加茂岩倉遺跡と出雲」「出雲?神々の季節」などを企画・取材。
学生時代に入沢康夫『わが出雲・わが鎮魂』に触発され、以来、出雲をたびたび訪ねている。

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